『カエルの為に鐘は鳴る』
ツイッターのフォロワーさんが面白いと言っていたので
3DSで購入してプレイしてみました!
これが予想以上の面白さ!!
カービィなども素朴で簡単な面白さというのがあるのですが、
これはストーリーがなかなかに面白いです!
どこか抜けてるけどとても優しい主人公。
キザだけど主人公と一緒に助けあう強いライバル
そして魔女から怪しい商人、腕利きの泥棒などなど個性豊かなキャラが
カラーもついていないドットで全て見事に表現できていて
全体的にすごく完成度が高いゲームでした。
このゲームはざっくり言うと、
主人公がカエルとヘビに変身してゲームを進めていくゲームなのですが、
このシステムも奥が深くて頭を使わないとなかなか進められません。
私も最初どうすればいいのか分からなくてよくやられましたww
そして何よりネタ要素と笑い要素が盛り沢山で
いちいち声に出してツッコんでしまうほど個性的でした。
それを説明するのはネタバレなので控えます。
とにかくこのゲームは400円で買っても損はないと思います。
すごく面白かったので時間がありましたらプレイしてみてください(^-^)
ネタバレ注意!!
幸せの果実。
主人公が食べると人間に戻るアイテムですが、
これを初めて食した時のあのイベントのあの台詞!!
公式はもうこの時代からはっちゃけてたのかと痛感しましたね…w
あと何気にヘビとの会話も面白かったです。語尾にニョロがついてるのもかわいい。
会話の内容はカエルが美味しそうだとか、カエルを食べたいだとか、カエルを食べたいだとか食べたいだとか
というかヘビはカエルだけじゃなけてネズミとかも食べるでしょ!!
何でみんなそんなカエルに固執するの!?他のも食べようよ!!
とか思ったけどこれはカエルとヘビの物語だから野暮なことは言わない方がいいのかもしれん。
あと昔って「ここまで来たことまずは誉めてやる」とか本当に言ってたんですね。
なんというかもうそのセリフ、これから倒されるとフラグたててるようなものだと思ってデラーリンが哀れになったり。
しかし美しいお姫様と結婚し、悪の国を作るとはまた幼稚な欲望ですね((
だからこそなんか憎めなかったんですが。
しかしこのゲームで私が怖かったのは『カエルになった人間』を『ヘビが食べる』ということですね。
主人公もカエルのときヘビに巻き付かれ、危うく呑み込まれるところでしたし、
元々人間だった者がカエルになってしまい、ヘビに食われるのはちょっと怖かったですね。
結果的にはヘビに食べられた人間はいないっぽいのでよかったと思いましたが、
食物連鎖の厳しさをかいま見たような気がします…((;´°д°))
だからデラーリンとの戦いで春を告げる鐘が鳴った時、やったあ!と思いましたよ。
あとリチャードさんがかっこよすぎた。
序盤はなんかキザったらしいなあとか思ってたけど最後の方めっちゃいい子なの!
主人公も序盤はお金で何でも解決すんなやとかあまり好感は持てなかったんだけど、
ゲームを進めるにつれ、本当はすごく優しくて情がある子と分かっていって最後はもう好きになってたキャラの一人です。
リチャードさんは主人公の本当の優しさに気づいてたんだと思います。
だから最後の決闘も主人公に勝ちを譲ったのでしょう。
船に乗ってお別れするとき
「泣いてるんですか?リチャード王子」のくだりは本当にぐっときました。
たまにドキドキハラハラしてたまに笑って敵と戦う…
『カエルの為に鐘は鳴る』本当に面白いゲームでした!
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